真夏の猛烈な暑さから、ようやく、爽やかな秋の心地よさを感じる陽気になってきました。

今年の春から、コロナウィルスが5類に移行したことで、自由に旅行を楽しめるようになりましたが、コロナの間に、新たな旅行の楽しみ方として、マイクロツーリズムという近場で手軽に楽しむのがはやるようになりました。

今年は、コロナが明けて、移動をしやすくなりましたが、ガソリンの高騰により、なかなか、遠くに旅行をするには、厳しいと感じる人にとって、まだまだ、マイクロツーリズムは、魅力的なものだと思います。

そろそろ、秋の行楽の季節でもあるので、どこかに出かけたいと思う人も多いと思うので、マイクロツーリズムの魅力を紹介してみたいと思います。

短時間での移動ができる

マイクロツーリズムは、自宅から1〜2時間の自家用車で行ける範囲で行われる小さな旅行です。移動時間が短いため、長距離移動に比べて疲労を軽減することができて、ガソリン代も少なく済むのもメリットです。

地域の魅力を発見できる

マイクロツーリズムは、地域の伝統や美味しい食べ物、その文化をゆっくりと楽しむスローな生活のスタイルを守っていくことを目的としています。地域の魅力をじっくりと堪能することができます。スローライフやスローフードにも関連しているので、そういうものに興味のある人には、とても、魅力的に感じると思います。

持続可能性がある

マイクロツーリズムは、移動距離が短いため、二酸化炭素の排出量を減らすことにつながる可能性があります。また、地域内居住者の需要喚起を目的としており、地域経済の活性化や地域住民との交流を促進することが期待されています。自分達が楽しめるだけでなく、地域や自然環境にも貢献できるのは、とても、素晴らしいことです。

個別のニーズに対応している

マイクロツーリズムは、自分自身や家族のニーズに合わせて旅程をカスタマイズすることができます。自分のペースで旅行を楽しむことができます。近場なので、手軽に、旅行の計画が立てられるのは、魅力の一つです。

地元地域への愛着を持てる

マイクロツーリズムは、地元地域への愛着を醸成することができます。自分たちの住む地域の思いもよらなかった魅力を見つけ、普段関わらない方々と接し話をし、自分たちの町を観光することは、自分たち地域の観光振興や「シビックプライド」の醸成に寄与することでしょう。今まで、知らなかった地元や地域の魅力を知ることは、そこに住む自分自身の魅力にもつながります。

新たな発見がある

マイクロツーリズムは、あまり訪れることのなかった地元地域の魅力を再発見する機会になります。また、新しい出会いや体験も期待できます。地元のおいしい飲食店や面白い場所を発見するには、とても、魅力的なことです。

コストパフォーマンスが良い

マイクロツーリズムは、長距離旅行に比べて費用が抑えられるため、コストパフォーマンスが高い旅行方法です。また、近場なので、気に入ったところは、何度もリピートしやすいというメリットもあります。

これらのメリットにより、マイクロツーリズムは多くの人々に支持されていますが、コロナ後も、新たな旅行やレジャーの形態として、文化的に定着していき、休日の楽しみ方の一つになっていくと思います。