2月も後半に入り、そろそろ、寒さが和らいで来る時期になってきましたが、今年は、まだまだ、朝晩、寒さの厳しい日が続いています。

昨今は、地球温暖化の問題が大きく取り上げられるようになっていますが、ここ数年の間、特に、暖冬になっているわけではないので、そういう意味では、温暖化の影響は、まだ少し、安心できるレベルなのかも知れません。

今年が特別寒いというわけではありませんが、例年並みに、降雪量もあるようなので、ここ2年ほど、苦戦が続いていたスキー場などでは、お客さんが戻ってきて、ほっとしているように思います。

最近は、規制を緩和したことにより、海外からの旅行者が、徐々に、戻りつつあるようですが、今年の春から夏にかけて、本格的に、インバウンド需要が回復していきそうです。

今のところ、中国では、コロナの対策が日本以上に厳しい状態が続いているので、中国人の旅行者が一気に来ることはない分、受け入れる側も、徐々に、慣れていきながら、インバウンドの備えることができるので、逆に、それは、ポジティブにとらえられる部分だと思います。

コロナ前の2019年のインバウンドの盛り上がりを考えると、これから、5年ほどの間で、それ以上のインバウンド需要が見込まれますが、ここ数年で、疲弊した観光業界にとっては、人手不足や後継者不足など、解決しないといけない課題も多いので、それに、対応できるように、準備期間として取り組んでいく必要があります。

コロナになったことで起こった変化と言えば、それ以前から、民泊の解禁によって、新たな需要として生まれてはいましたが、一軒家の貸切や一部屋まるごとの貸切など、他の人との接触の無い宿泊の形が、人気になったことです。

一組だけで利用できる施設は、プライベートな空間を贅沢に使えることと、使い方の自由度が大きいことが、一番のメリットですが、友達や家族とのホームパーティーや、コスプレ撮影などの趣味に使う人など、色々な使い方ができることと、他の人に干渉されずに、マイペースに過ごせるのが人気の理由です。

最近は、コロナによって、民泊という言葉をめっきり聞かなくなりましたが、一軒家を貸切にして利用できる施設などは、逆に、増えたように思います。

コロナ以前から、プライベートな空間を贅沢に使いたいという需要は、あったと思いますが、人との接触を避けなければならない状況が、逆に、その魅力に気づかせてくれた部分はあるように思います。

民泊という言葉の浸透は、airbnbが認知されるようになったことが、一番大きかったと思いますが、それ以前から、海外の観光地などでは、空いた民家の一室を宿泊施設として利用する文化のあるところなどもあり、決して、珍しいものではありませんでした。

個人的な話ですが、昔、ヨーロッパを旅行した時に、クロアチアのスプリトという世界遺産に登録されている街(素朴な港町で、美しい夜景は一見の価値があります)を訪れたことがありましたが、その時に、今の民泊そのものと言えるような、個人で、空き部屋を貸している人のところに泊った経験があります。

それが、合法だったのかは、今となっては、わかりませんが、地元の民家の一室に泊まる経験は、その土地の文化を体験する上でも、とても、興味深く、人の温かみを感じる趣味の良いインテリアは、その人個人の人柄を感じられて、とても、印象に残っています。

airbnbは、もともと、そういう地元の普通の民家に泊まる体験をインターネットによって、普及させたいというのが、根底にあったものだと思いますが、多くの業者が参入したことで、その精神が薄まってしまったのは、残念に感じるところです。

ただ、コロナの間に、そういう業者の多くが撤退しているので、今は、再び、個人の家に泊まる感覚のところが多いのかも知れませんが、地元ならではの文化を感じられるという意味では、民泊は、とても、快適で、体験価値が高いのは間違いありません。

泊るだけなら、普通のホテルに泊まるのも変わりありませんが、その土地ならではの文化を感じる体験プラス貸す人のこだわりを感じるという意味では、民泊には、大きな価値があります。

残念ながら、日本では、規制が大きいこともあり、期待されたほど、民泊は、普及していないのが現状だと思いますが、新たに、一軒家を貸切る体験を知った人が増えたことで、そういう個性的な施設が増えていくのは、ポジティブな変化だと思います。

これは、外国人旅行者にとってもいいことで、その国の文化を感じられる施設に泊まることによる体験価値は、普通に旅行をする何倍にも感じられるように思います。

有名な観光地だけを回って、快適な宿に泊まるというのも、旅行の楽しみ方かも知れませんが、地元の人しか知らないようなおいしい飲食店で食事をしたり、個性的で素朴さを感じられる宿に泊まる体験をするのは、旅行者にとっては、大きいように思います。

今年は、政府にとっても、インバウンドの再開元年と位置付けられているようですが、観光地としては、また、以前のような賑わいを取り戻すという期待とともに、新しい価値の提供の仕方ができるようになったことで、より、多くの日本の魅力を伝えることで、相乗効果として、多くの外国人旅行者を惹きつける正の循環が起こることを期待している人は多いように思います。

コロナ期間を経験したことで、旅行をすることで、色々な人との出会いだったり、そこでしか味わえない体験価値を得られることを、改めて、感じている人は多いと思います。

ネットの普及により、情報を得るのは容易な世の中になりましたが、実際に体験してみないとわからない価値は多いので、自由に行動をする喜びを感じながら、色々な体験を通して、多くの人が元気になれる一年になればと思います。