最近、ようやく、日本でも、大規模なワクチン接種が始まりましたが、アメリカでは、かなりのペースでワクチンの接種が行われたこともあり、急速に、日常生活が戻りつつあるようです。

実際に、テレビでメジャーリーグの中継を見ると、観客の人数制限が解かれ、多くの人が歓声を上げながら観戦している様子を見られるようになってきました。

今回のコロナで、一番の影響を被ったのは、エンターテイメント業界だと思いますが、徐々に復活しつつあるメジャーリーグの様子などを見ると、人々の豊かな生活には、不要不急ではないエンターテイメントは必要不可欠なのだと思います。

去年のコロナウィルスのパンデミックから、スポーツ観戦やコンサートやライブといったイベントは、ほとんどの人に縁遠くなり、無いことが当たり前の生活とはどんなものか身をもって知る期間だったと思います。

スポーツイベントやライブ、コンサートだけではなく、地域で開催されるお祭りや花火大会など非日常的な祝祭の場を奪いましたが、その影響は、特に精神面で大きいと感じます。

コロナウィルスは、人が集まることで、感染が拡大するので、人が集まること自体がネガティブなことになってしまいましたが、人と集まって、たわいのない話をしたり、お酒を飲んだりというのは、人にとっては、重要な楽しみの一つだったというのを感じている人は多いと思います。

リアルで人に合って、気兼ねなく楽しめるようになるには、これからのワクチン接種の状況によるとは思いますが、順調にワクチンの接種が続けば、今年の秋頃には、今のアメリカのように、かなり、自由に行動できるようになるのではと期待しています。

今のところ、日本では、日常生活に戻るには、少し、時間がかかりそうですが、これからの季節は、比較的コロナの影響が少ないアウトドアやキャンプに出掛ける人も多いと思います。

ここ数年、アウトドアの需要は増えていますが、自然の中で過ごす時間は、リラックスできて、精神的にうるおいをもたらせてくれるという意味でも、これから、さらに需要は伸びていくと思います。

さすがに、今の状況では、大人数で、わいわいというわけにはいかないとは思いますが、友達数人や家族だけのプライベートなキャンプを楽しむには問題ないと思うので、休日の充実した時間の使い方をしたい人にはおすすめです。

最近は、アウトドアもソロキャンプやグランピングなど、多様な楽しみ方ができるようになってきましたが、おしゃれなアウトドア用品なども多くなってきたので、便利で、快適なアウトドアをできる時代になっているように思います。

一昔前までは、アウトドアというと、公共の施設でテントを張って、バーベキューをするようなイメージがありましたが、今は、色々な施設があるので、おしゃれに楽しみたい人や、一人でゆっくりと焚火をしながら、時間を過ごすような楽しみ方もできます。

アウトドアの魅力は、なんといっても、自然の中で過ごすというところですが、日常から離れて、リラックスした時間は、それだけで、価値があります。

自然な音しかしないというのは、その環境で過ごしてみないと、その価値がわかりませんが、一度、その価値がわかると、その環境に身を置くこと自体が、とても、心地良く感じます。

まだ、しばらく、人の集まるイベントなどに参加するのは難しいので、逆に、今の状況を楽しむには、自然の中で過ごすのが一番だと思います。

集まれないとは言っても、少ない人数なら問題ないので、仲の良い友達数人や家族との時間をじっくりと味わうにもアウトドアは最適なので、休日に、ゆっくりとプライベートなキャンプというのは、贅沢な楽しみ方だと思います。

この機会に、色々とキャンプ用品を買ったという人も多いと思いますが、一度、用意してしまえば、しばらく、使いたいと思うものなので(簡単に壊れるものでもないので)、今のコロナの状況が終わっても趣味として定着する人は多いと思います。

アウトドアは、毎回、違う楽しみ方ができるのがいいところで、綿密に計画したりということもなく、その時の状況で、色々な楽しみ方ができるのもいいところです。

テントを張るのが面倒だと感じる人は、コテージのような施設を利用することもできるし、バーベキューの食材なども用意してくれるところなどもあるので、ライトなところから入って、自分なりの楽しみ方ができます。

自然な環境は、とても、心地良く感じるものですが、子供にマナーを教えるという意味で、教育面でも効果が高いです。

日本人特有のものかも知れませんが、昔から、自然の中で過ごす時は、自然を汚さないという暗黙の了解のようなものがあります。

マナー良く過ごすというのは、それだけで、気持ちの良いものですが、周りにいる人にとっても、気持ちの良いものなので、それを身をもって体験できるというのは、子供たちの教育面でも、とても、大きいです。

今は、だんだんと、集団で生活する感覚が希薄になっているので、普段の生活の中では、なかなか、マナーを教えるのは難しいかも知れませんが、周りにいる人達が同じように、マナー良く過ごしている自然な環境の中では、子供たちにも教えやすいと思います。

アウトドアにおける教育面の効果は、それ以外にも、準備の段階から、自主性が身に着いたり、協力することの大切さを身をもって学べるのも大きいです(火起こしや薪割りは、それ自体が、とても、大きな学びになります)。

実際に、欧米では、ボーイスカウトやガールスカウトは、教育面で大きな効果があるので、子供のころに、参加させる人も多いようですが、日本でも、遊びの中で、学びを得られるという意味では、アウトドアを利用するのは大いに効果が期待できます。

それは、子供だけではなく、大人にとっても、学びは多いように思うので、新たな気づきなども得られるという意味でも、有意義な時間を過ごせるのではと思います。