2月も中旬に入りました。

今年は、寒さの厳しい期間を避ける意味で、しばらく、休業にしていましたが、徐々に、気温が上がってくるころなので、今週末から、営業を再開したいと思います。

ただ、若干、寒さが和らぐ頃合いとは言え、まだまだ、2月なので、朝晩は、しばらく、厳しい寒さが続くように思います。

毎年、3月の中旬以降になると、だいぶ、寒さが和らぐので、春休みのころには、アウトドアを楽しむのも悪くはないと思いますが、あとひと月は、我慢の日が続くように思います。

個人的には、すっきりとした青空が広がる冬は、好きな季節の一つですが、寒さが苦手な人は、もう少しの辛抱です。

毎年、この時期になると、卒業旅行で利用する人が増える影響で、利用する人も多くなるのですが、今年は、休業していた影響から、それほど、予約も入らないので、春から、GWに向けて、準備のつもりで、徐々に、勢いをつけていけたらと思っています。

コロナが落ち着いたこともあり、今年は、ほとんど、通常の営業に戻ると思いますが、その分、お客さんとしては、選択肢も増えるので、今年がどんな年になるのか、あまり、予想もできませんが、変化するのは、世の常なので、その時々の状況に合わせて、やっていく他無いと思います。

正直、この2,3年で、大きな変化があったのは間違いないところですが、ほんの10年前は、東北で大震災があり、その間にも、様々な災害などが起こってきたことを考えると、その都度、対応している日本という国の自力には、まだまだ、期待が持てます。

ダーウィンの、強い物が生き残るのではなく、変化に対応できるものが生き残るのだという有名な言葉がありますが、不確実な要素ばかりの世の中に合って、変化をし続けるのは、大切なことだと思います。

それは、若い世代ほど、感じていると思いますが、段階の世代が後期高齢期に入り、ようやく、世代交代の起こるタイミングでもあるので、日本も、ようやく、変化を受け入れられる環境になりつつあるように思います。

若い人は、このタイミングをチャンスととらえて、色々なことに挑戦しくいくには、いい時代になっていると思いますが、上の世代としては、微力ながら、そういう人たちを一人でも、サポートしていけたらと思います。

正直、30年も、デフレ不況が続いた中で育った世代にとって、それ以前に育った世代と価値観を共有できないのは、仕方ないことだと思いますが、そろそろ、潮目も変わりそうな気配もあるので、その変化を敏感に感じつつ、自分も変わっていけたらと思っています。

ビッグデータやAIの時代になって、将来に不安を感じる人も多いかも知れませんが、AIは、便利な道具の一つだと考えれば、人間にしか作り出せない価値に集中できるのは、ポジティブな変化だと思います。

最近は、あらゆる世界に、データサイエンスが入って、効率化がすすんでいますが、データやAIを使って価値の創造を行うことにより、さらに、進化した社会になれば、今以上に、楽しい未来が待っているように思います。

ただ、短期的には、その変化についていけない人が増えることで(現在がその状況にあるように思いますが)、社会が不安定になるネガティブな部分はありますが、長期的に考えると、人間だからこそできる仕事に集中できる社会になることを考えると、ポジティブな面のほうが大きいように思います。

短期的にネガティブに考えて、長期的には、ポジティブに考えるというのは、経営をしていく上で、大切なことですが、コントロールできない外的な要因で悩んだところで、どうすることもできないので、少し、先の未来を予測して、自分にコントロールできる部分に集中していくことが大切だと思います。

正直、商売上、コロナの影響を大きく受けたと言えば、そう言えますが、だからと言って、それを自分でコントロールすることはできないのが現実だったので、自分なりに考えて、工夫しながら、営業を続けられたことは、ポジティブに考えています。

あきらめるという言葉は、ネガティブな意味にとらえる人も多いと思いますが、もともとの語源は、明らかにするという意味で、事実を受け入れて、どうしようもないことは、気にしても仕方のないという姿勢でいることです。

メンタルが強いとか弱いとか言いますが、メンタルには、特に、強さも弱さもなく、自分にできることに集中できるか、そうでないかに差があるだけのような気がします。

外的な要因を理由にして、自分にできることを放棄する人は、はたから見ると、メンタルが弱いと映るのだと思いますが、自分にコントロールできない要因が大きい時ほど、淡々と、自分にできることを続けていくことが大切です。

人からの評価を気にするのも、自分には、どうしようもないことだし(人がどう思うかは、その人次第で、その人を変えられるわけではないので)、自分がどうあるかを考えたほうが、ストレスを感じずに生きていけます。

今の時代、将来が不安だと思わない人のほうが少ないと思いますが、目標を定めて、着実に、自分を成長させることに目を向けていれば、それなりに、楽しい毎日が送れます。

たまに、励ましくれる友達やパートナーがいれば、なおさら、楽しい毎日を送れるように思いますが、相手に対する誠実さを失わない限り、離れていても、助けになってくれると思います。

今年が、どんな年になるのか、今から考えても、あまり、意味はないと思いますが、日々小さなことに、幸せを感じながら生活していけば、あとから振り返った時に、それなりに、いい年だったと思えるのではと思います。