5月も中旬に入り、初夏を感じる陽気になってきました。

今年は、ようやく、コロナウィルスが落ち着いてきたこともあり、GWには、多くの人が出かけたようですが、今のところ、特に、問題もないようなので、このまま、少しずつ、日常が戻っていくという期待が持てます。

今年は、スポーツのイベントなどでは、例年に近い動員に近づいていることを考えても、あまり、心配することはないというのが多くの人の認識だと思います。

5月の連休中は、ようやく、音楽フェスが行われたりと、今までの分まで楽しんだ人も多いと思いますが、不要不急なものの価値は、この2年間で、より、大きなものだと感じた人は多いように思います。

スポーツや音楽のイベントは、生活をする上で、必ずしも、必要なものではありませんが、それが、ない生活を経験することで、実感として持てるようになったのは事実です。

人と集まったり、移動が制限されたりというのは、これまで、生きてきて、初めての経験でしたが、そんな生活が続くと、いかに、当たり前に自由な行動ができるというのは、身体的にも精神的にも重要なことなのか気づかされます。

まだ、完全に自由な行動ができるというわけではありませんが、これまで我慢してきた外食や旅行などを楽しめる空気になってきたのはいいことです。

ここ数年のアウトドアのブームは、屋内では、自由に行動できなかったのも大きいとは思いますが、外でご飯を食べたり、身体を動かしたりというのは、純粋に、それ自体が心地良く、楽しいという発見にもつながっているとも思います。

アウトドアのブームは、コロナ以前からあったものですが、便利でおしゃれな道具が増えたことが大きな要因の一つだと思います。

今は、アウトドアといっても、キャンプ場で、電気を使えるところや、居住スペースが十分なテントが用意されているところなどもあり、手軽で快適な生活を確保しつつも、自然を堪能できるといういいとこどりな施設なども増えていますが、開放的な空間で非日常的な生活を堪能するのは、それだけで、気持ちのいいものだと思います。

最近は、焚火もブームなので、わざわざ、焚火を楽しむために、キャンプに出掛ける人も多いようですが、静かな場所で、焚火の炎を眺めながらの夜は、日常の中では得られない体験で、それ自体、大きな価値があります。

家族でキャンプをする人やソロキャンプやグランピングなど、人によって、色々な楽しみ方ができるようになっているのも、今のキャンプブームには、重要な要素ですが、趣味としてのアウトドアは、それ自体、人気があるようなので、まだまだ、ブームは続きそうです。

今は、SNSを使えば、手軽に、情報を発信できる時代なので、同じ、趣味の仲間を見つけるのも簡単にできるので、周りにアウトドアを楽しむ人がいない場合でも、まずは、一人ではじめてみて、SNSを通じて、仲間を探すというのも、面白いように思います。

自然の中で、料理をしたり、ごはんを食べたりという経験は、それだけで、気持ちがいいもので、自然と笑顔になれるのも、アウトドアの魅力です。

最近は、料理男子という言葉も流行っていて、料理を趣味にする人も増えていますが、料理とアウトドアは、共通するものがあるので、料理が趣味という人は、アウトドアに挑戦するのは、おすすめです。

実際に、キャンプ場などでは、男性が料理を頑張っている姿なども目にしますが、料理は、自分だけでなく、一緒にいる人にも喜んでもらえるのがいいところだと思います。

普段から、周りの人を喜ばせるのが好きな人にとっては、アウトドア料理は、腕の見せ所だと思いますが、純粋に人に楽しんでもらえる趣味を持つことは、自分にとっても、大きなプラスになります。

まずは、簡単な料理から、挑戦してみると、意外と、すぐにできるので、友達と一緒にキャンプにいったときに、披露してみるのはおすすめです。

人と仲良くなるには、一緒に、何かをするのが一番ですが、アウトドアは、協力しないとできない作業が多いので、仲良くなりたい相手がいる場合には、一緒にキャンプを誘ってみると、それまで以上に、仲良くなれると思います。

アウトドアは、はじめてみたい趣味として、かなり、注目が高いですが、昔に比べて、ハードルは低くなっているので、まずは、手軽にできるところから、はじめてみると、徐々に、その魅力にはまっていく人も多いのではと思います。