ここ数年、アウトドアを楽しむ人が増えていますが、最近では、グランピングという言葉も定着して、多様な楽しみ方ができるようになったのも要因の一つだと思います。

一昔前まで、アウトドアと言えば、自然の家のような公共施設でキャンプをして、バーベキューをするとうのがメインだったと思いますが、最近は、アウトドアに使うテントや調理器具やランタンなど、おしゃれな物が増えたことで、アウトドア=おしゃれな趣味というイメージになっているように思います。

アウトドアは、野外音楽フェスを楽しむ人とも文化的に近く、若い世代にとって、気軽に楽しめるおしゃれなレジャーという認識なのだと思います。

今のアウトドアブームには、スノーピークの存在は欠かせないものだと思いますが、最近、豊田市にも、スノーピークのショップ及びグランピング施設がオープンしたので、愛知県外の人も訪れるようになり、豊田市の自然も注目されるようになってきています。

PARKFIELD Snow Peak TOYOTA-KURAGAIKE

https://sbs.snowpeak.co.jp/toyota_kuragaike/

鞍ヶ池公園は、高速道路からもアクセスがしやすく、アウトドアシーズンには、多くの人でにぎわいますが、もともと、豊田市では、市民の憩いの場所だったこともあり、休日には、地元の人が子供連れで散歩をしたりと、のどかな雰囲気が魅力です。

グランピング施設として宿泊できるところは、それほど、多くないので、アウトドアシーズンは、なかなか、予約が取れないかも知れませんが、オリンピックの新国立競技場を設計したことで知られる建築家の隈研吾氏のデザインなので、建築に興味のある人にもおすすめの場所だと言えます。

スノーピークがプロデュースしていることもあって、価格は少し高めですが、テントや道具などを揃える必要がなく、おしゃれにアウトドアを楽しめるのは魅力に感じるところです。

スノーピークと言えば、おしゃれなテントや焚火台が有名ですが、他のアウトドアブランドと比べて、価格が高く、なかなか、手が出ないという人は多いと思います。

ただ、その分、しっかりとした作りなので、数十年と使い続けられる分、時間としての価値を考えると、それほど、高い買い物ではないという人は多いようです。

実際に、愛用する人には、とても、評価が高く、日本国外だけでなく、海外にも多くのファンがいるようです。

実際に使ってみて、デザインと機能性が高く、長持ちするのなら、安価な用品を使うよりもいいと考える人の気持ちもわかりますが、最近は、様々なブランドが安価なキャンプ用品を出しているので、まずは、そういう用品を使ってみて、アウトドアを好きになったら、スノーピークのような高価な用品を揃えていくのでもいいように思います。

アウトドア用品は、ここ数年のアウトドアブームで、本当に、色々な種類の物が増えたので、選択肢が多い分、楽しみ方も人それぞれですが、アウトドアを長く楽しみたい人は、少し、奮発して高価なもので揃えていくと、より一層、深く楽しめるように思います。

元々、豊田市は、山間部が広いこともあり、キャンプ場施設や、アウトドアを楽しめる場所は多かったのですが、イマイチ、認知が低く、豊田でアウトドアを楽しむというイメージはなかったように思いますが、スノーピークの施設ができたことで、県外からの注目を集めることになったのは、他の施設にとってもいいことだと思います。

実際に、旭町にある施設などは、それなりに、規模もあり、シチュエーションとしてもいい場所だと思うので、豊田市に注目が集まるようになれば、県外からの利用者も増えていくように思います。

そもそも、愛知県は、観光資源に乏しく、県外の人には、旅行で訪れる場所というイメージは少ないかも知れませんが、名古屋飯と言われるように、独特の食文化があったり、国宝になっている犬山城など、掘り起こせば、色々と観光資源が埋まっているように思います。

今年の秋には、愛地球博の跡地に、ジブリパークができるので、注目度が上がるのは間違いありませんが、旅行者が増えることで、他の魅力も発掘されるていくのではと思います。

ジブリパーク

https://ghibli-park.jp/

ジブリは、世界的にも、有名なので、ジブリパークができたら、海外からの旅行者も大幅に増えそうです。

今のところ、コロナウィルス次第ではありますが、今の状況を考えると、今年の秋頃には、そろそろ、海外からの旅行者も受け入れられるようになっている可能性もあるので、愛知県と共に、豊田市の魅力も伝わっていけば、面白いのではと思います。