年が明けて、一番、寒さの厳しい季節になってきました。
前回の年末年始は、雪が降って、とても、寒い日になりましたが、今回は、晴れの日が続き、昼間は、日の当たる場所にいれば、暖かく感じられるすがすがしい年末年始になりました。
今年は、ようやく、心理的にコロナにも慣れ、かなり、通常に近い年末年始を過ごした人も多いと思います。
コロナウィルス騒動から、丸3年経って、色々な変化の中で、個人的にも、色々と考えることも多かったとは思いますが、外部の環境の変化は、自分自身が適応していく他ないので、色々と考える中での自分自身の気づきだったり、成長につながる面もあり、必ずしも、ネガティブなことばかりではなかったように思います。
テクノロジーの進化のおかげで、実際に、人と会うことなく、コミュニケーションをとれるようになり、様々な働き方や楽しみ方ができるようになったのも、ポジティブな側面の一つではありますが、逆に、人と会えないことで、リアルに会ったときの人との時間の大切さを改めて、知ることにもなりました。
普通に、家族や友達と外食ができるだけで、幸せだと感じられるのは、ようやく、自由に行動ができるようになったこの時期ならではの感覚かもしれませんが、当たり前でない時間を過ごしたことで、その大切な感覚は、なくならないように思います。
コロナの影響と言えば、アウトドアブームに拍車がかかったことも挙げられますが、テクノロジーなしでは、生きられない世の中にあって、逆に、何もない自然に価値を感じる人が増えていることも大きいように思います。
最近では、若い人の間で、サウナで整えるというのが、新たなブームになりつつありますが、テクノロジーによって、せかされるような感覚で生きていると、心を落ち着けて、整える時間を持つことには、大きな価値があるのだと思います。
スマホは、暮らしを便利にしてくれるなくてはならないツールになりましたが、たまに、反面、常に、時間をせかされているような感覚にもさせられて、それが、最近のタイパという言葉にも現れているようにも思います。
実際のところ、たまに、スマホやネットから離れて生活をしてみると、色々な発見に出会えて、新鮮に感じることが多いのですが、森の中をただ、歩くという行為でも、心は落ち着いて、とても、清々しい気持ちになれます。
特に、冬は、空気が乾燥している分、晴れの日は、本当に、透明な気分になれます。
自然に触れるといっても、この時期に、キャンプをするのは、ハードルが高いので、近場の少し、大きめの公園を歩くのでも十分だと思います。
気温が低いので、はじめは、少し、億劫ですが、歩き始めると、体が温まって、疲れない程度に、自分のペースで散歩をしてみると、それだけで、心が整って、ストレスを解消できます。
日本人は、昔から、森林浴が好きな民族ですが、それは、何らかの、ポジティブな効果を実感として持っていたからなのだと思います。
今年は、ようやく、スキー場も、通常に近いレベルで、営業できると思うので、自然に触れ合うという意味では、スキーやスノーボードを楽しむ人も多いように思います。
最近は、時代が一周して、再び、若者の間で、スノーボードが新たなブームになる予兆があるように思いますが、スキー場も、若い世代を取り込むために、色々と若者にとって、有利なプランなども用意しているので、今年あたり、挑戦してみるのもおすすめです。
個人的には、若いころに、かなり、スノーボードにはまったので、スノーボードの魅力を理解しているつもりですが、昔に比べて、道具も進化しているので、最新の板で滑ってみると、新たな楽しみ方もできるかもしれません。
今の時代、スマホを手放すのは、難しいですが、スマホを使わなくても、楽しめることは、色々とあるので、逆に、スマホを使えない環境に身を置くことで、色々な発見があり、新鮮に感じられるように思います。
年末年始の休みが終わり、通常の生活に戻った人がほとんどだと思いますが、サウナブームのように、たまには、日常から離れる時間や体験をもつことで、普段の生活にも、色々とポジティブな影響は、大きいと思うので、定期的に、そんな時間を持つと、充実した毎日を過ごせるのではと思います。
今年あたり、そろそろ、アウトドアブームは、落ち着いて来そうな感じは、していますが、逆に、落ち着いて、自然を楽しみたい人には、ちょうどいいように思います。
先の読めない時代ですが、だからこそ、冷静に、物事を見られるようになることが大切なのだと思います。
サウナやアウトドアは、心を整えて、落ち着かせるという意味では、今の時代には、必然的なもののように思いますが、忙しい時と、リラックスするときと、メリハリのある時間の過ごし方は、幸福度も高まるので、そんな暮らしを意識した一年を過ごしていけたらと思います。